国士舘大学体育学部〜スポーツ医科学科〜
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実践力と判断力を養う、実習カリキュラム
高度な救急処置技術を育成する学内実習
■救急処置実習A-3
 A-1、A-2実習で救急隊員標準課程に相当する技術の習得を行ったのちに、救急処置実習A-3に入ると、救急救命士課程で習得すべき各種気道確保法(ラリンギアルマスク、コンビチューブ)、助細動静脈路確保に加えて将来必要になる気管挿管まで、本学科にある6台の高度シミュレータを駆使した極めて臨床的な実習が行われます。
 実施内容
 特定行為・メディカルコントロールとは
 EGTA・LMTの取扱及び隊活動LMT
 WB・コンビチューブの取扱及び隊活動
 EGTA・WB・コンビチューブによるシミュレーション
 自動体外式除細動器の取扱
 自動体外式除細動器を用いた隊活動
 包括的指示下における除細動のプロトコール(隊活動)
 事後検証票の書き方と表の説明
 静脈路確保の手技と実施
 静脈路確保の手技と実施
 静脈路確保による隊活動
 気管挿管の適応と合併症・中止基準・挿管後の人工呼吸
 気管挿管によるシミュレーション
 気管挿管プロトコールによる隊活動
 特定行為を活用した隊活動(家族への説明・ICの取り方)
 特殊な条件下での気管挿管
 薬剤投与ルートと注入量の計算
 気管挿管とAED、人工呼吸
 想定訓練
A-1実習の写真
用手的気道確保(A-1実習)
人工肛門の処置(A-2実習)の写真
人工肛門の処置(A-2実習)
救急処置実習A-3の写真
気管挿管による気道確保(A-3実習)
実習の様子を映像でご覧ください。
映像ははこちらから
■救急処置実習C-1(救急車同乗実習)
 この救急処置実習C-1は、2年次までの講義や実習で得た知識や技術を最大限活用し、出場・救急事故現場・搬送・病院収容までの一連の救急活動を学ぶ実習です。
 7〜8名で班を編成し、その中で救急隊員・救急患者・その家族・医師・消防本部という役割を決め、言ってしまえば小芝居をする実習なのです。ただ小芝居といっても患者役は「肺が痛くて呼吸が苦しい」というような細かい演技をし、それを見ている家族が混乱しているという様な演技をする横で処置をしなければならない隊員は緊張ものです。本部役からの救急指令や報告はすべて無線で行い、患者を病院へ連れていくという設定も実際に学内に救急車を走らせる為、非常に本格的で且つ生きた「救急隊の連携」という知識を学ぶことのできる実習内容となっています。
救急車同乗実習風景
C-1実習
■救急処置実習D(事例研究)
 救急処置実習Dとは、各処置実習A・B・Cのまとめといってもよい科目です。
 実習Aでは1つ1つの処置の基礎となる知識を、実習Bでは病院内で臨床的な知識を、実習Cでは救急隊が3人1組で行う連携作業による技術を学ぶ授業ですが、このD実習の授業はひと味違います。この授業のおもしろいところは、3人1組の救急隊となり、与えられた情報(例えば30歳男性、交通事故で意識がない様子)をもとに、使う資器材を選択し、行う処置などを全てその救急隊の中で考えなければならないというところにあると思います。
 実習Cと授業形態はそれ程かわりませんが、実習Dは臨床的な流れや判断とともに高度な医療処置を行う想定です。とくに傷病者の役を事前に決めていて、ケガとされている部分に化粧をほどこし、演技まで行います。
 また、4年後期にも行われるこの授業では救急処置法の指導の仕方やAEDの使用の指導法など、将来危機管理指導者として消防だけでなく様々な社会の場面で役立てる様に考えています。残りの期間は国家資格の救急救命士の試験勉強を半年間かけて行われます。月に一度、国家試験の模試を行い、来たる国家試験に備えるための授業でもあるわけです。
 そういった理由から、この授業は大学四年間で培った知識や技術を総括するという授業と言えるでしょう。
D実習の流れ
フロー図
救急処置実習Dの写真
模擬患者への処置
救急処置実習Dの写真
模擬創を作成したところ
実習の様子の写真
実習の様子を映像でご覧ください。
映像ははこちらから
■初期救助実習
 救助実習(初期救助)は、他の大学、専門学校には見られない国士舘大学スポーツ医科学科の特徴的な授業のひとつで、ここでしか学べないとても熱い授業です。
 実習は、東京消防庁の救助の専門の教官やレスキュー部隊の方々が教えに来てくれます。私達も実際の救助隊員が着用しているのと同じオレンジ色の服を着て行うので、とても気持ちが引き締まり、やる気にさせてくれます。
 訓練は、団体行動などの基礎訓練に始まり、ロープ操法、はしご操作、切断用資器材の取り扱い要領、ロープ降下、はしご救出などを行います。救助の基礎的な部分ですが、実際の消防機関で使用している資器材を使っているので、大変実のある実習となっています。
 次年度からは、さらに高度なレスキュー機材を用いた実習も用意されていますので、これから入る人は得かも。
 講師は、東京消防庁特別救助隊の発足当時からさまざまな現場で活躍されていた方々で、知識と経験がとても豊富です。訓練中は厳しいですが、それ以外ではとても優しく、気さくで楽しい先生方です。実習開始前に見せてくれるデモンストレーションは、まさに「カッコいい!!」の一言。「こんな風になりたいなぁ・・・。」と思ってしまいます(笑)。
実習の様子の写真
実習の様子を映像でご覧ください。
映像はこちらから
■手話実習
 手話実習は、救急現場で聴覚障害を持つ人々に出会った時に、スムーズな会話ができるようになるためのものです。
 4年次の必修で、週に1回授業があります。聴覚障害を持つ人々を搬送する際、筆談では、お互いに負担が大きくなります。
 手話でのスムーズなコミュニケーションが聴覚障害を持つ人々に安心感を与えられると思います。
 救急救命士として、現場に出るうえで大切な実習だと思います。
手話の写真
映像はこちらから

これらの実習のほかにも、専門的な講義カリキュラムを組んでいます。
■救急医学各論
 講義内容
 気道の解剖と整理、上気道閉塞の病態と心肺停止の原因
 二相性波形とAEDと包括指示下の除細動
 災害医学総論
 災害医学各論
 その他の環境障害
 メディカルコントロール体制と救急医学
 気管挿管の適応と合併症 気管挿管後の人工呼吸
 特殊感染症
 気管挿管困難症と心肺停止
 気管挿管における訴訟事例(国内外)
 スポーツ救急医学
 脳死と臓器移植
 後期筆記試験
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